(2018/03/11)
3月11日(日)、午後1時半から4時半まで、金光教鶴見教会で金光教ビジネスセミナーを行いました。参加者は、65歳以下の一般参加者9名に加えて、オブザーバーと金光教教師の参加を含め合計19人となりました。
今回のテーマは「チャンスを創るタイムマネージメント」。
講師は今回も日本橋教会のご信者の高橋章浩さんでした。
読者の皆さんは、日頃の仕事や生活でどのようにタイムマネージメントを意識されているでしょうか?
セミナーでは、タイムマネージメントの仕方として大きく2つの手法、
①「テキパキ素早く処理するタイムマネージメント」
②「じっくり処理して価値を創造するタイムマネージメント」が挙げられました。
参加者は自己紹介の中で各自はどちら派かを分析表明しました。
ディスカッションは、この2つのテーマで班分けして行いました。
ディスカッションの途中で各班から中間発表を行って、班相互に質問やより深く討議してほしいポイントについて注文を出し合い、後半のディスカッションに入りました。
まとめとしては、テキパキもじっくりもそれぞれ大事な要素であり、求められている事のニーズ(本質的価値)を掘り下げて、それに対応して良い仕事につなげていく事が大事とのことでした。
金光教の御教えでは「テキパキ」に当たるものとして、次のものが紹介されました。
◎「時計いらず、心に時計をかけて、神に問うて知れ」
◎「自分から日切りをして願え。一週間とか一日とか今のことを今とお願いを申し出ておかげを 受けよ。」「じっくり」に当たるものとしては、次のものが紹介されました。
◎「にわかに金持ちになる者には、たいてい無理がある。時節を待たねばならない」
◎「商売の物を買いこんで下落して損をするにつき、神様に伺うてくだされと願いますれば<時節 を待て。すべてに花が咲けば、実がなる道理。秋はすべて何物によらず、たくさん実る>とご理 解あり」
◎「何事も先に頼んでおくが良い。十年後にこうして願っておいたが、こういうことになったという ことがある。」
講義を聞き、私がハッと感じたものとして、スタンフォード大学のJクランボルツ教授の言葉がありました。
<偶然の計画化>心の持ち方で偶然を招く→偶然を必然に
・多くが悲観的なものであっても、1つの前向きに心を置け
・ものごとに失敗はつきものと考える
・なにかを失う心配より新たに得られることを
・必要以上に自分を責めない
・一度決めても、後から変えていい
とてもポジティブな考え方です。「喜ぶと喜びが喜びを連れてくる」という言葉を思い浮かべました。
(文責 藤沢教会 高橋義吉)