教祖140年を迎えて 

   神奈川山梨教会連合会
      会長 山 田信二


2023年を迎えました。

 昨年は、「神奈川山梨布教130年」ということで、さまざまな記念の取り組みを行いました。その記録を見返してみても、よくこれだけのことができたものだと思います。そこに関わった皆さんにお礼を申し上げます。

 今年は神奈川山梨布教131年になるわけですが、130年と131年は連続したものであることは言うまでもありません。しかし、記念行事を行ったことで記念の年がリセットされてしまうことがよくあります。そうならないように、昨年学んだことを今年に生かしていきたいと思います。

 昨年10月1日のご霊地集会では、講師の金光英子先生が二代金光様のご信心の姿勢を教えてくださいました。二代金光様は「三つの大切なこと」として、「できることは何なりと喜んでさせて頂く」「できぬことはお詫び申す」「できたことにお礼を申す」ということを教えられ、またご自分も実践しておられました。これを聞いただけで終わらすことなく、身に付けるように稽古していくことで、130年の取り組みを生かすことになると思っています。

 また、今年は教祖140年のお年柄です。改めて教祖様が伝えてくださったことを受け止め直していきたいと思います。もちろん、神奈川山梨の131年は、教祖様に出発点があるわけです。教祖様のご信心を二代金光様が受け継がれ、それがさらに伝えられ、助けられた人が続きに続いて、いま私たちが受け取っているのです。

 ですから、昨年学んだことを、改めて教祖様と結び付けて行ければと思います。そうすることで、教祖様、神奈川山梨130年間の先人・先輩たち、そして今を生きる私たちが一つにつながっていくと思います。
今年の連合会の活動も、皆さんのお役に立てるよう努力していきますので、ご参加ご協力をお願いいたします。