金光教ビジネスセミナー実施報告 (平成29年10月15日)

 金光教ビジネスセミナー(今年2回目)が、10月15日(日)、13:30〜16:30に、鶴見教会で行われました。講師は、おなじみの日本橋教会信徒で企業指導経験が豊かな高橋章浩さんです。この日は雨でしたが、出席者は信徒8人、教師5人の計13人で前回並みでした。

 このセミナーは、知っておくと実務に生かせる、またその中に流れる考え方が本教教祖のみ教えから学ぶことと一致していることを理解し、仕事として実務をこなす際に、確信をもってこのセミナーで学んだことを活用できるようになることに目標を置いています。

 さて、この日は冒頭、講師が生い立ちや経歴を披露されました。何故コンサルタントの道を選んだか、一流企業の指導を続々と受注させていただかれたのか、また大変なおかげをいただかれたことに言及されて、出席者に感動を与えました。
  
 〔挨拶される山田先生〕  
 
   〔セミナー風景〕
 


 この日は『情報洪水でも本質を外さない「問題解決ステップ」』と言う難解なテーマに取り組みました。
 今日は未曽有の大変革期にあり、情報通信手段の高度化と複雑化が進み、歴史を振り返ってみると、人類社会は@蒸気機関、A電力、Bコンピューター、C人工知能へと進化してきて、今や「情報資本主義」と言える時代に大きく変わりつつあるという状況判断から入りました。
 人口頭脳(AI)同士で学びあう仕組みやけた違いのスピーディーな判断能力をもつ装置も社会に登場し始めています。一方では、自動化しにくい医師や心理学者、ソーシャルマネージャー、人事担当マネージャーなどの職業も存在し続けて行くでしょう。

 ここで、2つのテーマから一つを選んでグル―プ討議に入りました。
 テーマ@:「ネット時代の問題解決の仕方にはどんな特徴があるか?」
 テーマA:「金光教ならではの問題解決にはどんな特徴があるか?」

 テーマ@について討議したグループは、次のように発表しました。
「個人知、組織知、などで問題解決に当たるが、集合知なるものが最も期待されている。集合することで健全なものに集約されるという考え方です。また、新しいマネージメント方法も模索されていて、「人は形にして見せてもらうまで、自分が何が欲しいのか分からない」という考え方で、暗黙知も多い中で、形式情報と意味情報が交錯し蓄積され混沌とするも、“ゆらぎ”の中で、効果追求と価値創造への追及をしていく社会が続くでしょう。」
 講師は、AI時代の問題解決とは、どう受け止め、どう取り組むか、模索が続くでしょうと補足しました。     
           
 〔信徒グループの討議風景〕
 

  グループAの方々は、金光教のならではの問題解決法は「取次ぎ」を通して乗り越えるところに特徴があり、それを高めて行くことが信者にも教師にも期待されるとの意見で一致しました。
      
 最後に講師が配られた資料の要点をここに記しましょう。

企業がとらえる「問題」と対応として
1) 問題をできるだけ「見える化」し、数字や図形で表して「全員参加による問題解決能力」を発揮してきた。
2) このところの高度な情報技術(AI)は製品とそれを作る人との関係性を変質させている。あまりに過多な情報量は問題そのものを見えにくくしている。
3) PCやスマホなどの急速な普及によって、さまざまに関係者が多様化し、今までにない様相が浮かび上がっている。

 問題解決への手がかりにさせていただくみ教えとして紹介されたものは、
  ◇難はみかげの始めなり
  ◇信心していれば、目に見えるおかげより、目に見えないおかげが多い。
  ◇願う心は神に届くものである。
  ◇自分から日切りをして願える。
  ◇何事も先に頼んでおくがよい。
  ◇取り越し苦労をするな。
  などでした。

 今後もこのビジネスセミナーからの学びを信心で支えながら業務に活かして行かれることを希望して報告に代えます。 (文責 布教部長 辻秀志)