金光教ビジネスセミナー報告 (平成29年3月5日)
      “やる気を高めるモティベーション”                   主催 布教部 
平成29年3月5日(13時〜16時)、鶴見教会で行い、出席者は12名、オブザーバーが3人、計15名でした。65才以下の現役世代が対象で、若手の先生方も6人参加されました。
 これで、昨年9月に第1回を開催してから2回目の開催になります。今回のセミナーは「どう高めるモティベーション」をテーマにしました。
         
 冒頭に、やる気や士気が上がった経験をセミナー参加者で出し合いました。
 その例を紹介すると、大きな仕事を任された時、任された仕事がうまく行った時、昇給した時、周りの人から「変わったね」と言われた時、信者さんから「おかげをいただいた」「先生の言ったことが支えとなりおかげを受けた」と言われた時、などの発言がありました。士気が上がるのは、「信頼」「成果」「昇給」がキーワードのようです。

 講師からマズローが、「欲求の段階は、生理的欲求→安全欲求→親和欲求→尊厳欲求→自己実現欲求と上がって行く」と唱えたことが紹介され、自己実現は「真・善・美」の獲得に至るとのことでした。
    

 次に、グループ討議を行いました。
新聞報道された事例の「東京駅で新幹線車両の掃除をする人たちは、自分の仕事に誇りを持てず、やる気も低かった。しかし今では、生き生きと楽しく、てきぱきと仕事をこなし、乗客への対応も親切で、自らの仕事に生き甲斐と誇りを感じるようになった。それはなぜか?」という問いについて、3つのグループに分かれて討議し、それぞれ発表しました。

 発表内容は省略しますが、実際に行われたこととして、掃除のやり方を自分達で考えてもらった、道具と分担の工夫をした、旅行のコンダクターであると自認した、掃除は無言のメッセージであると意識させた、正社員への道を開いた、などが講師から紹介されました。3K.・低モティベーションを克服し、いまや世界の鉄道会社が注目しているとのことでした。

さらに、モティベーションを高めた会社の例を紹介されました。「みんながリーダーになる組織」「失敗しても犯人さがしはしない」のように中心価値を共有することで高める会社、「やってみなはれ」と役割や機会を積極的に与える会社、「ほめほめメール」や「多様な意見を交わしてこそ価値は生まれる」として濃いコミュニケーションをうながす会社があるとのこと。

 最後に、金光教の御教えを手がかりに、「人間にはへだてがあるが、神には殿であろうが職人であろうが上下はない。」「大きな石は一人では上がらないが、大勢ならば上がるからなあ」「理屈があっても、皆まで言うな。理屈とくさびとは八部詰め。詰める神袋は裂ける。あいよかけよで世は治まるのである」「病人に品物を与える親切だけが見舞いではない。見舞いの言いようで、気分が強くも弱くもなる。せっかくの見舞いに行く親切があるなら、病人の心が丈夫になる見舞いを言うてやると、病人の心が広く大きくなる。」など良いモティベーションのあり方が紹介されました。                        
 
 次回の金光教ビジネスセミナーを今秋に行いますので、ぜひご参加ください。 (文責 辻)